<大阪空港離陸中止>ボンバルディア機の部品劣化が原因 (毎日新聞)

 大阪(伊丹)空港で08年8月12日、日本エアコミューター(JAC)のボンバルディア機(DHC−8−402型)が離陸を中止したエンジントラブルで、国土交通省の運輸安全委員会は26日、左側エンジン内部の部品が劣化し脱落、エンジンを損傷したことが原因とする調査報告書を公表した。

 報告書によると、エンジン製造メーカーのマニュアルには、劣化した部品の検査に関する具体的な記述はなかった。左側エンジンはトラブル発生直前の11〜12日、計器がタービンの内部の温度が高いことを示す赤を6回表示した。6回ともマニュアルで整備が必要とされる880度未満だったが、これに近い値だったため、JACは13日の運航終了後にエンジン交換を計画したところ、トラブルが発生した。

 ボンバルディア社とエンジン製造メーカーはトラブルを受け、マニュアルなどの改定を実施した。【平井桂月】

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