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新緑の雨滝に傘の花 鳥取で滝開き祭(産経新聞)

 観光シーズンを迎えた鳥取市国府町の雨滝で5日、滝開き祭が開かれた。「因幡(いなば)の傘踊り」などの郷土芸能が披露され、行楽客らが新緑と滝をバックに繰り広げられるイベントを楽しんだ。

 安全を祈願する神事の後、近くの国府東小学校の児童21人が法被(はっぴ)姿で「雨滝小唄」の踊りを披露。女性グループによる「神垣手笠踊り」などの後、国府町因幡の傘踊り保存会のメンバー6人が勇壮な舞で締めくくった。

 雨滝は、鳥取県と兵庫県にまたがる標高1309メートルの扇ノ山を源流に、落差約40メートルの「本滝」のほか、「布引滝」や「筥滝」などが点在。さらに上流には48滝があるとされる。古くからの霊場としても知られ、平成2年には「日本の滝百選」に選定されている。

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メロペンの用量上限変更で承認申請−大日本住友製薬(医療介護CBニュース)

 大日本住友製薬は5月31日、カルバペネム系抗生物質メロペン(点滴静注剤)について、一般感染症の重症・難治例に対する1日用量上限を2gから3gに変更する承認申請を行ったと発表した。同社では、臨床現場で海外と比べて国内の承認用量が低いことが問題点として指摘されていたとしている。

 メロペンは同社が自社開発し、1995年の発売以来、グラム陽性菌・陰性菌による中等度以上の感染症に幅広く使用されている。現在、海外での販売権を供与している英アストラゼネカ社と合わせて世界100か国以上で販売されているという。

 現在、成人の一般感染症の重症・難治例に対して承認されている用量の上限は1日2gで、小児の重症・難治例も成人の1日最大用量を超えないことと定められている。

 同社の売り上げ上位4位に入る薬剤だが、08年11月に特許が切れ、昨年度の売上高は前年度比0.6%減の147億円だった。今年度は後発医薬品の影響から、30.5%減の102億円を見込んでいる。


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普天間合意文書で岡田外相とルース大使会談(産経新聞)

 岡田克也外相は22日午前、外務省でルース駐日米大使と会談した。両政府が5月末に発表を目指している米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐる合意文書の文案について詰めの協議を行ったものとみられる。

 一方、日米両政府の外務、防衛当局の実務者は同日、外務省で審議官級実務者協議を行った。実務者協議のメンバーは岡田外相とルース大使の会談にも同席し、普天間問題の大枠合意に向け調整を続けた。

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小掛照二氏が死去=三段跳びの元世界記録保持者(時事通信)

 陸上男子三段跳びの元世界記録保持者で日本オリンピック委員会(JOC)副会長、日本陸上競技連盟副会長などを歴任した小掛照二(こがけ・てるじ)氏が9日夜、東京都内の病院で死去した。77歳だった。死因は肝不全とみられる。広島県出身。告別式は未定。
 広島・上下高から早大を経て大昭和製紙に入社し、1956年に日本陸上選手権の三段跳びで16メートル48の世界新記録(当時)を樹立した。同年のメルボルン五輪で金メダルの期待が掛かったが、練習で足首を痛めたこともあり、15メートル64の8位にとどまった。
 60年ローマ五輪代表を逃し、現役引退。郷里の大先輩、織田幹雄氏に誘われて指導者の道を歩み、62年に日本陸連強化コーチ。83年にJOC常任委員に就任し、89年からは理事としてJOCの独立に尽力。93年のユニバーシアード、98年と2002年のアジア大会で日本選手団長を務めた。 

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ギョーザ中毒事件 犯行の手口、初めて判明 日本側の証拠と合致(産経新聞)

 ■容疑者「梱包の外から注射」

 有機リン系の農薬「メタミドホス」による中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、危険物質混入容疑で逮捕された「天洋食品」元臨時従業員、呂月庭容疑者(36)が中国公安省に「(農薬は)冷凍ギョーザが梱包(こんぽう)された段ボール箱の外から、注射して混入した」と供述していることが29日、日本の警察関係者への取材で分かった。日本側の捜査結果と合致するため、警察庁などでは供述の信憑(しんぴょう)性は極めて高いとみている。犯行の具体的手口が明らかになったのは初めて。

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 供述内容は今月21、22の両日開かれた情報交換会議で、中国側から警察庁に伝えられた。

 警察関係者によると、呂容疑者は中国公安省の調べに、「(天洋食品の)工場の冷凍庫に侵入し、袋入りの冷凍ギョーザが梱包された段ボール箱の外から、注射器を横向きにして針を刺して注入した」と供述。注入量については「(3日間にわけて)3回やった。(1回あたり)20ccほどだったと思う」と説明した。

 平成20年1月に兵庫県で中毒を起こしたギョーザと同じ製造月日で、大阪府枚方市のスーパーにいったん配送され、「袋がべたべたする」として回収された未開封ギョーザ6袋については、袋の表面からメタミドホスが検出されている。

 このうち1つの袋だけが、表と裏に注射針の貫通したとみられる直径約1ミリの穴が開いていたことが明らかになっている。6袋は、同じ段ボール箱に入れられて日本に輸出され、店舗に配送されていた。

 中国当局が押収した注射針の長さや、梱包用段ボールの厚さを検証した中国側の捜査結果を踏まえ、段ボール箱の中に、立てて並べられた冷凍ギョーザのパッケージは、段ボールの横から刺した注射針が1袋目までは達する位置にあったことが、警察当局の捜査でも判明。呂容疑者の供述と犯行状況とは矛盾しない、との見方が強まった。

 このため警察庁では、枚方市のケースについて、パッケージを貫通した針先から農薬が段ボール箱の中に広がり、他の5袋の外側にも付着した疑いがあるとみている。ただ、千葉県で中毒を起こした冷凍ギョーザの袋からは穴が見つかっていない。開封時に破いた部分に穴があった可能性もあるが、警察庁は混入経路の全容解明のため、5月中に幹部らを中国に派遣し、さらに情報交換を進める。

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猿橋賞に高橋奈良先端大教授=体形成の仕組みで先駆的研究(時事通信)

 「女性科学者に明るい未来をの会」(古在由秀会長)は23日、優れた業績を上げた女性科学者を対象にした今年の「猿橋賞」を、発生生物学の先駆的な研究で知られる高橋淑子奈良先端科学技術大学院大学教授(49)に贈ると発表した。授賞式は5月22日、東京・霞が関の東海大校友会館で行われる。
 高橋教授は、胚(はい)から個体が形作られる過程における細胞や遺伝子の働きを研究。独自の手法を使い、もともとひとつながりの組織を分割する「はさみ」役の分子を突き止めるなど、独創的な研究が評価された。
 23日記者会見した高橋教授は「身に余る賞をいただき光栄。『オリジナリティーこそ命』と言い聞かせてきた。前人未到の分野に一歩でも足を踏み入れ、解明に貢献したい」と話した。 

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首相、自ら窮地に追い込む…「5月決着」明言(読売新聞)

 沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、鳩山首相は15日、自らが目指す「5月末決着」について、米国、移設先の地元自治体の合意を得ることが条件になるとの考えを改めて明言した。

 しかし、期限内に米国、自治体との間で合意を形成することはほぼ絶望的で、実現できなかった場合、首相の政治責任を問う声が強まることは避けられそうにない。首相は自らをさらなる窮地に追い込んだ。

 15日夜、首相官邸で記者団の質問に答える首相は“冗舌”だった。

 普天間問題「決着」について、首相は「米国も沖縄を含む国民も『この方向で行こう』と理解を示すことが前提」と述べ、「連立政権としての合意も必要になる。基本的に3点が満たされれば決着と考える」と、社民、国民新両党の合意も条件に加えた。平野官房長官はこの日の記者会見で、「5月末までにすべてのことが納得、理解してということにはなかなか運んでいかない」と述べていたが、首相は自らハードルを上げた格好だ。

 首相はまた、「覚悟を決めて臨んでいる話だから、努力するのは言うまでもない。必ず私が申し上げた通りに結論を出す」と明言。記者団に「職をかける考えは持っているか」と問われると「もう最善を尽くす、これしかない」と強調した。

 ただ、現実は厳しい。

 首相は否定したが、ワシントンでの核安全サミットの際のオバマ米大統領との非公式会談で、大統領は「5月末決着」を確実に実現するよう厳しく迫った。

 しかし、沖縄での「県内移設」を軸に鹿児島県・徳之島へのヘリ部隊移転などを組み合わせる政府の案に、米側や関係自治体の合意を得るめどは全く立たない。

 野党側は手ぐすねを引いて「5月末」を待ち受けている。自民党の谷垣総裁が15日の記者会見で、5月末までに決着しなかった場合の対応について、「日本の安全保障に極めて大きな問題を残す。当然、(首相は)退陣すべきだ」と強調した。

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妻「悲しみ、言葉にできない」=15年来の同僚、カメラ手に涙−ジャーナリスト銃撃(時事通信)

 タイで反政府デモを取材中に死亡したロイター通信カメラマン村本博之さん(43)の遺体に付き添って帰国した同社日本支局シニアプロデューサーのオリビエ・ファーブルさん(42)は13日、成田空港で記者会見し「あまりにも悲しみが大き過ぎ、うまく言葉にできない」との村本さんの妻恵美子さんのコメントを涙ぐみながら代読した。
 ファーブルさんは15年来の同僚。村本さんが亡くなる直前まで使っていたテレビカメラを抱え「彼は『レンズを通して伝わるものがある』といつも言っていた。仕事熱心で、プロフェッショナルだった」と振り返った。
 バンコクでは、恵美子さんら家族とともに遺体に対面。「取材が続いたため、無精ひげで日焼けした顔だったが、表情は安らかで眠っているようだった。出発前と変わらない顔だった」と沈痛な面持ちで語った。
 一緒に対面した恵美子さんは幼い娘2人に「ここでパパが仕事をしていたんだよ」と誇らしげに話していたといい、「耐え難い苦しみを受け止め、頑張っていた姿を見ているのはつらかった。2人の娘さんはパパのことが大好きだったと奥さんも言っていた」とうつむいた。 

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渡辺篤史氏ら客員教授に就任 神戸芸術工科大学(産経新聞)

 神戸芸術工科大学(神戸市西区)は9日、俳優の渡辺篤史氏(62)と画家の横尾忠則氏(73)をそれぞれ環境・建築デザイン学科と大学院芸術工学研究科の客員教授として迎えた、と発表した。年間に数回、講義を行う。

 渡辺氏は、建築家が手がけた住宅を取り上げるテレビ番組「建もの探訪」(テレビ朝日系)の司会を20年も務め、建築物への造詣も深いことから客員教授への就任を依頼。横尾氏は兵庫県出身の著名な画家で、同大学でも公開講座などを行っていたことから起用された。同大学は「著名人に来てもらうことで学生への刺激になれば」としている。

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<読めば読むほど>「立ち上げる」で思う(毎日新聞)

 4年前、毎日新聞の投書欄「みんなの広場」で70歳を超える男性が「立ち上げる」への違和感を表明し、NHKに乱用の「言語的根拠」を問いただしていた。

 毎日新聞用語集では「誤りやすい慣用語句」のコーナーで「コンピューターのソフトを起動させるなどの場合以外には使わない。『設立する』『組織する』『スタートさせる』『つくる』『設置する』『起こす』など表現を工夫する」と言い換えを指示している。00年3月14日の当コラムなどでも取り上げられ、拡大解釈にクギを刺していた。ところが、08年発行の広辞苑第6版に「立ち上げる」の意味として「組織・企業などを新しく始める」が付加された。むしろ、凡庸に映る「設立する」より、能動感あふれる「立ち上げる」のほうが世間では魅力的なのかもしれない。

 投書の男性の言語的違和感は、「立ち上げる」を「立つ」という自動詞プラス「上げる」という他動詞の複合動詞と見るからだろう。「立ち上げる」自体を一つの他動詞と理解すれば受け入れやすいかと思う。とはいえ、「立ち上げ」の“隆盛”にお手上げの私個人の意見を言えば、「誤りやすい慣用語句」から外す時期に来ているように感じる。    【校閲グループ・林田英明】

            ◇ 

 ◇00年3月14日の「読めば読むほど」

 「最近頻出する『立ち上げる』という言葉には違和感を覚えます」というお便りをいただきました。

 確かに近ごろ、政治家が○○審議会を「立ち上げ」たり、財界人の××推進会議が「立ち上がっ」たりする記事を目にするようになりました。これらは「発足させる」「(組織などを)結成する動きを見せる」というような意味で使われますが、もともとはコンピューター関係の技術者の方々が使いだしたようです。

 必要な操作をして、コンピューターを稼働できる状態にすることを、他の機械一般と同様に「起動させる」と言いますが、それを話し言葉で平易に表現しようとしたのでしょう。「起」の連想で「立ち上がる」、さらに「させる」という使役の動詞の連想で下一段型の活用に変化させて「立ち上げる」−−こんな推測をしています。ただ「立ち上がる」という自動詞の感覚が残るため、「〜を」という目的語をとった他動詞の使い方に違和感が生じるのではないかと思います。

 辞書に載ったのも最近のことで、広辞苑(岩波書店)では1998年11月11日発行の第5版第1刷から登場しています。しかし、コンピューターに限っていて、前述のような「発足させる」という意味の拡大解釈は採用していません。

 毎日新聞でも98年6月に定めた内規で「『立ち上げる』はコンピューター以外には極力使わない」ことにしています。

 でもやっぱり、政治家の方々や財界の方々は、「使役」の動詞がすきなんでしょうね……。【松居秀記】

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